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英国で活動していただけあって、デーモン・ファズの音楽には多様性がある。基本はヘビーなファンクだが、そこにロックやジャズ、ラテン、アフロなども垣間見える。バンドのコンセプトは、モロッコ滞在時、アフリカ中の音楽を聞き漁っているときにイメージが浮かんだらしい。
オススメは非常に重いファンクで彼らのサウンドを象徴する“Past, Present and Future”。この曲ではピンクフロイドのようなプログレの要素も感じる。2曲目の“Disillusioned Man”も、ロックとファンクがミックスした印象的な曲。続く“Another Country”は英国風ジャズロックで、白人的なサウンドの印象も受ける。
英国文化に影響を受けたファンクの隠れた名作
Producer: Barry Murray
1970年