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ソウル&ファンク大辞典

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Charles Kynard / CHARLES KYNARD

10年早かったソウルフルなオルガン奏者

チャールズ・カイナード Charles Kynard,
1971
60年代後半から70年代前半にかけて高品質なソウルジャズのアルバムを残しながらも、生前はそれほど知名度が高くなかったオルガン奏者のチャールズ・カイナード。

このセルフタイトル作でも1曲目の“El Toro Poo Poo”からラストのキャロル・キングのカバー“It’s Too Late”まで、全編最高のソウルジャズばかり。チャールズ・カイナードのぶっといオルガンに対抗するリズム隊は、これまたぶっといJames F. Gadson(ジェイムス・ギャドソン)のドラムとCarol Kaye(キャロル・ケイ)のベース。キャロル・ケイは、60年代後半にモータウンのスタジオ・ミュージシャンとして多くの録音に携わった女性ベース・プレイヤーの草分け的存在(彼女はデトロイトのファンク・ブラザーズではなく、ロサンゼルスのレッキング・クルーのメンバー)。

チャールズ・カイナードは1979年に亡くなっているが、80年代にソウルフルなジャズが再評価されるようになってから、DJ達が頻繁にカイナードのレコードをプレイするようになった。

Producer: Bob Shad
1971年



El Toro Poo Poo - Charles Kynard
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