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彼のおかしなキャラクターは、世界中で愛された。音楽だけではなく、数多くの映画や舞台、セサミストリートにも出演している。
復活するきっかけとなったのも、この『ミニー・ザ・ムーチャー』のおかげだ。1980年の映画『ブルース・ブラザーズ』にキャブ・キャロウェイが出演し、衰えぬエンターテイナーぶりを発揮した。
ブルース・ブラザーズ以外にも、ロビー・ウィリアムズやレゲエ・フィルハーモニック・オーケストラのカバーバージョンもいい。ウータン・クランやアウトキャスト等、サンプリングも多い。映画『ザ・マスク』にも彼の曲が使われており、ジム・キャリーのキャラクターも明らかにキャブ・キャロウェイのパロディーだ。今やどのライヴでも演っているコール&レスポンスもキャブ・キャロウェイの影響はかなり大きいと思われる。
ちなみに、彼が多用する「ハイディ・ハイディ・ハイディ・ホー」という変な雄叫びは、ルイ・アームストロングから直接教えてもらったらしい。