ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
ファースト・アルバムの中のヒット曲“Float On”のイメージが余りにも強かったために、その呪縛から逃れられなかった彼等だが、レコード会社も移籍して、すっかり垢抜けたサウンドと変身し、吹っ切れた様子。曲調も、これまでのバラード中心から、アップ中心へと変更し、成功している。少しいなたい感じもするB1の“L.A. Magic”はかなり好み。
ただし、セールス的には失敗したため、この後フローターズの名前は歴史に埋もれる形となった。ソウル・ミュージックがブラック・コンテンポラリーへと移り変わる瞬間に生まれた佳作。
Producer: Eugene McDaniels
1979年