ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
B面に移ってB1 “Jive Samba”は、ジャズでもサンバでもないけどポップでクレイジーな世界。B2 “Flute-Woman”は、ダウナーが吹くフルートやギターが喋るようにソロを担当する不思議な曲。ラストの“Blues Far Out”は、この流れで聞くと非常に素直なモッド・ジャズ。
全ての曲に共通するのは楽しいということ。ソウル・ジャズがドイツに渡るとこんなにも狂い、しかしロンドンの風を受けてオシャレにもなった。70年代のドイツ音楽は非常に面白くて奥深い。
(このアルバムは何回か再発されており、ジャケットや曲順がその度に変わっていますが、一番有名な1972年にリリースされた黄色いジャケットのバージョンで曲を記載しています。)
Producer: Horst A. Rischka
1970年