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ソウル&ファンク大辞典

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Persuaders / THIN LINE BETWEEN LOVE & HATE

ドラマチックなNYスウィートソウル

パースエイダーズ Thin Line Between
Love & Hate,
Persuaders, 1972
哀愁を感じるニューヨークのヴォーカルグループ、パースエイダーズ。代名詞とも言えるのが、やはりこのアルバムのタイトル曲“Thin Line Between Love and Hate”。プリンテンダーズのヒットでも有名なこの曲は、1971年のビルボードR&Bチャートで1位を獲得しており、パースエイダーズ最大のヒット曲となった。サウンドの中心はプロデューサーでもあるリチャードとロバートのポインデスクター兄弟。この二人は、ロバートの妻ジャッキー・メンバーズとともにアルバムのほとんどの作曲も手がけているので、ほぼ身内でサウンドは固められている。

パースエイダーズの音は、ストリングスを多用したポップスにも近い作りで、これはポインデクスター兄弟のプロダクション“Win Or Lose”の特徴でもある。ソウルフルな部分を担っているのは、リード・ヴォーカルDouglas “Smokey” Scott(ダグラス・スモーキー・スコット)の熱い歌声だ。

オススメは何と言っても“Thin Line Between Love and Hate”。多くのカバー曲を生んだこのバラードは、70年代ソウルの大定番。グループのハーモニーを味わうなら“If This Is What You Call Love (I Don’t Want No Part of It)”もいい。“I Can’t Go No Further and Do No Better”のヴォーカルとバックトラックの絡みも面白い。

Producer: The Poindexter Brothers
1972年




Thin Line Between Love & Hate - Persuaders
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