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これからのモダンジャズは、人間の声を楽器のごとく扱うようになると考えた彼らの最大の特徴は、高い音楽的教養を活かした男女混声のヴォーカル・ワーク。と言っても堅苦しさはなく、むしろエンターテイメント性は高い。曲のセレクトは、自作曲以外に、Burt Bacharack(バート・バカラック)とHal David(ハル・デヴィッド)の名曲“The Look of Love”やビートルズの“The Fool on the Hill”と幅広い。サウンドはジャズをベースに、70年代らしくソウルやラテン、サイケデリックロックまで影響を感じる。
ハーモニーを聴かせるメロウな曲もいいが、オススメはファンキーなA1 “Oh Woman”、B3 “Rien Ne Va Plus”、B5 “Introduction”。3曲ともノヴィ・シンガーズでしか聞けないノリのいいヴォーカル・ワークが満載。ちなみに曲は全て英語で歌っています。
1968年発表の“Novi in Wonderland”収録の“Secret Life”も必聴。
1973年