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本作“Soul Makossa”のタイトルトラックは、カメルーン人サックス奏者Manu Dibango(マヌ・ディバンゴ)のカバー。原曲は世界中で大ヒットしたが、ラファイエット・アフロ・ロック・バンドのカバー・バージョンは、オリジナルを完全に越えている。
このアルバムで最も有名な曲はB2の“Hihache”だ。このドラムブレイクは、ラフェイエットのことを知らなくても、どこかで聞いたことがある人も多いだろう。LLクールJからメアリー・J・ブライジ、デ・ラ・ソウル、エイミー・ワインハウスまで、数えきれないほどのアーティストがサンプリングしている。
レアグルーヴで盛り上がった作品の場合、1曲だけのキラーチューンのために他の曲は目をつむるというパターンが多いが、このラファイエット・アフロ・ロック・バンドの“Soul Makossa”は、全曲粒が揃っている。
Producer: Philippe Thomas
1973年