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サウンドはマニアックなメイオールらしく、渋さと斬新さを併せ持つ。シンプルながらも英国らしいひねりの効いたブルースが多い。一番目立つのはやはりクラプトンのギターだが、メイオールのハモンドオルガンと後付けのホーンセクションが入ることでポップさとオリジナリティーも感じる。ジョン・メイオールの不安定なヴォーカルも、むしろ個性としていい味になっている。
B4“Ramblin’ on My Mind”は、クラプトンがギターだけではなく、ヴォーカルもイケることを示した最初の曲だといわれている。
ジョンの息子は親譲りの音楽マニアであり、渋いスカやR&Bを演るTrojans(トロージャンズ)のリーダーのGaz Mayall(ギャズ・メイオール)。
Producer: Mike Vernon
1966年