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業界内知名度は高くても表舞台の仕事ではないヤンコ・ニロヴィッチが注目されるようになったのはレア・グルーヴの影響。作品数は70年代を中心に多く、その中でもこの“Impressions”シリーズは彼の代表作の一つ。タイトルは『ソウル・インプレッションズ』だが、ソウルというわけではなく、どちらかというとファンキーでサイケなラウンジ・ミュージックといった印象。派手なホーン・セクションが入ったかなりハードな曲から、ロマンチックなニノ・ロータのような曲まである。
ヤンコ・ニロヴィッチは生涯で70枚近くのアルバムを発表しているが、彼自身この『ソウル・インプレッションズ』を最も好きな作品の一枚としてあげている。
1975年