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この“Under the Sun”に収録されている曲は、A・B面それぞれ一曲のみ。そこからも大衆を全く意識していない音楽であることがわかる。
ところがA1 “Lover’s Desire”は、アフガニスタンの民族音楽のメロディーをモチーフにしたフリージャズらしいが、ドラムのビートは十分ダンスフロアにも対応しており、女性のスキャットが入っていたりと意外にポップでもある。クラブ向けのスピリチュアル・ジャズの趣もあり、1970年代より現代の方が需要がありそうだ。踊れるジャズを聞きなれた21世紀の人間にとっては、かなり美味しい音楽でもある。
トランペットでArt Ensemble Of Chicago(アート・アンサンブル・オブ・シカゴ)のLester Bowie(レスター・ボウイ)参加。
強烈なファンクを求める人には、このアルバムには収録されていないが、“Funky Donkey”もオススメ。
Producer: The Committee for Universal Justice
1974年