ソウル・クラシックスの大辞典を構築中! スマホ対応なので出先でもどうぞ。
1979年にリリースされた本アルバムでは、ダンス・クラシックス“Doin the Dog”のようなアップの曲もいいが、21世紀的に見るとバラードの良さに心を惹かれる。紅一点のJennifer Holmes(ジェニファー・ホルムズ)の甘い歌声が印象的なA2 “I Don’t Ever (Wanna Love Nobody But You)”や、アンバサダーズが進化したような正統派ソウル・バラードのA4 “Baby, Please Don’t Go”は、実力派ならではの味わい。B2 “I Will Never Stop (Lovin’ You)”は、男女ヴォーカルのメリットを最大限に生かした王道ラヴ・ソング。
もっと成功しても良かったのではないかと思うが、時代的なディスコの荒波や、迫り来るブラック・コンテンポラリーの勢いについてゆけず、わずか2枚のアルバムを残すだけで解散してしまった。
Producer: Cecile Barker, Tony Camilo
1979年