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当然ながら全体的にはラテン・テイストを感じるが、彼らが影響されているのは明らかに米国のソウルやファンク、ジャズであり、バンド名や英語で歌っていることからも、グローバルな展開は最初から狙っていたようだ。
オススメは他の曲に比べるとややラテン臭を抑えめにした“The Loser”。70年代ニューヨーク・ハーレムのラティーノ的な香りも漂うファンキーな曲で、ホーンセクションのキレがいい。ラストを飾るブラックスプロイテーション風ジャズファンクの“Pussy Cat”も、大胆なアレンジの渋いインスト。“This Time”や“When You’re Walking”のようなメローな曲もナカナカ心地いい。
Producer: Jaime Delgado Aparicio
1971年