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ネコ目/ゲーム

赤ちゃんと柴犬、賢くて思いやりがあるのはどっち?


米国在住の芝犬の飼い主が、赤ん坊と芝犬の知恵比べをした興味深い動画を公開。

赤ん坊の名はエイブラム、柴犬はハル。種を超えたきょうだいが、大好きなチーズをかけて勝負。

ルールは簡単。ベルを鳴らしたものがチーズをもらえる。それだけ。ハルは昔、このゲームをしたことがあるらしいが、母親も覚えているかどうかは定かではない。

ゲーム開始。
まずベルに手を伸ばしたのはエイブラム。見事に呼び鈴を鳴らしチーズをもらうが、なぜもらえたのかがわかっていないよう。ハルはやはり覚えていたようで、ベルに何度も手(足?)を伸ばそうとする。

ルールを理解していない様子のエイブラムだが、ゲームではなくベルに興味を持ち、独り占めにしだす。ハルはエイブラムが手を離すのをじっと待ち、隙を見てタッチ。ハルもチーズをゲット!

それでもベルはエイブラムの独占状態が続く。完全にルールを理解しているハルは何度も手を伸ばすが、エイブラムの小さなか弱い手があるため、ベルに触れることができない。

エイブラムはなぜか強引に犬の手をとり、ベルを押させようとするが、ハルは拒む。

ベルに夢中のエイブラムだったが、ようやくルールも理解したようで、ベルとチーズの両方を手に入れ始める。すると、このルールも面倒になったのか、ベルを置いてチーズを持つ母親の元に行ってしまった。

ベルがガラ空きになると、そこからは完全にルールを理解しているハルの独壇場。ベルにタッチし(鳴らしてはいない)、チーズを再びゲット。その後はまたタッチし、ようやくチーズを安心してもらえるようになる。しかし、エイブラムのように何度もベルを鳴らさず、一度ベルに触り、母親が見ているのを確信し、見ていればチーズをもらうまでじっと待っている。

ゲームの勝者は、先制攻撃を仕掛けてチーズを連続ゲットしたエイブラム。しかし、ルールを完全に理解していたのはハル。そして何より、力でベルを独り占めにすることもできたのに、赤ちゃんのことを気遣った優しいハルが真の勝者なのは疑いない。


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